【心も体も不安定?!】白血病の入院・闘病中に読んだオススメ小説ランキング

入院や闘病期間中は時間を持て余します。

色々な娯楽があるかと思いますが小説は特におすすめです。

大きな病院であれば図書館がついていて無料で借りて読むことができます。TVやDVDだと音漏れが気になったりしますが読書は静かに自分のペースで楽しめます。また、持ち運べるため検査の待合室や天気のいい日に屋外にもって行って楽しむこともできます。

私は入院期間中によく本を読みました。治療で体調が悪い時や病気で将来が不安な状況で読むと落ち込む作品や世界観に引き込まれて辛い状況なのに気分をよくしてくれた小説などなど紹介していきたいと思います。

難しい評論はできませんのでシンプルに素直な感想を書いていきます。

一度には書ききれないので随時更新していきます。

10点満点で評価してありますが、読んだときの体調や精神状況で点数がかなり左右されているかと思います。

※あらすじはamazonから引用しております。

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【10点】

死神の精度 -伊坂 幸太郎

by カエレバ

345ページ 日本推理作家協会賞 読んだ時体調:良
ミステリー 楽しい 短編集

あらすじ

CDショップに入りびたり、苗字が町や市の名前であり、受け答えが微妙にずれていて、素手で他人に触ろうとしない―そんな人物が身近に現れたら、死神かもしれません。一週間の調査ののち、対象者の死に可否の判断をくだし、翌八日目に死は実行される。クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う六つの人生。

感想など

6編からなる短編集。設定が面白い。あまり短編集は好きではないが各短編がそれぞれ際立っていて尚且つ微妙に絡まる。伊坂作品で一番好きな本。全体のボリュームも多くはなくさらっと読めてしまう。ラジオドラマ・映画・舞台化されている。

【9点】

塩狩峠 -三浦 綾子

by カエレバ

459ページ 切ない 読んだ時体調:やや不良
純文学 男女の物語 明治時代の札幌

あらすじ

結納のため、札幌に向った鉄道職員永野信夫の乗った列車は、塩狩峠の頂上にさしかかった時、突然客車が離れて暴走し始めた。声もなく恐怖に怯える乗客。信夫は飛びつくようにハンドブレーキに手をかけた……。明治末年、北海道旭川の塩狩峠で、自らを犠牲にして大勢の乗客の命を救った一青年の、愛と信仰に貫かれた生涯を描き、生きることの意味を問う長編小説。

感想など

切ないが気持ちが沈む内容ではなく感動するといった感じ。初めて三浦綾子の作品を読んだが癒されるというか雰囲気がとても良かった。三浦綾子の作品で『氷点』を読む予定だったが兄や看護師からこの作品の方を勧められた。

【8点】

砂の女 -安部 公房

by カエレバ

276ページ 読売文学賞 読んだ時体調:やや不良
純文学 最優秀外国文学賞(フランス) ハラハラする・考えさせられる

あらすじ

砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。

感想など

少し現実離れしているがありえなくはない世界。独特の雰囲気。その中で登場する主人公と自分を照らし合わせて自分ならこうするのか?などと考えながら読み進めた。その状況になれば自分も同じように考えるのかなど主人公の行動から人間について考えさせられる作品(かっこつけたことを言ってしまったorz)。短いのですぐに読める。英語版を始め二十数か国語で翻訳されている。また、映画化もされている。

旅のラゴス -筒井 康隆

by カエレバ

232ページ 穏やかな気持ちになる 読んだ時体調:やや不良
SF 考えさせられる

あらすじ

北から南へ、そして南から北へ。突然高度な文明を失った代償として、人びとが超能力を獲得しだした「この世界」で、ひたすら旅を続ける男ラゴス。集団転移、壁抜けなどの体験を繰り返し、二度も奴隷の身に落とされながら、生涯をかけて旅をするラゴスの目的は何か? 異空間と異時間がクロスする不思議な物語世界に人間の一生と文明の消長をかっちりと構築した爽快な連作長編。

感想など

私達の世界と少し違った世界のSF作品。主人公ラゴスの一生から自分の人生を客観的に見直すのにいい作品。(ちょっとカッコつけました笑)入院中などの時間がある時に読むのが最適だと思う。

【6点】

生首に聞いてみろ -法月 綸太郎

by カエレバ

551ページ このミステリーがすごい 読んだ時体調:やや不良
推理・探偵 すっきり

あらすじ

首を切り取られた石膏像が、殺人を予告する―著名な彫刻家・川島伊作が病死した。彼が倒れる直前に完成させた、娘の江知佳をモデルにした石膏像の首が切り取られ、持ち去られてしまう。悪質ないたずらなのか、それとも江知佳への殺人予告か。三転四転する謎に迫る名探偵・法月綸太郎の推理の行方は―!?幾重にも絡んだ悲劇の幕が、いま、開く。

感想など

各章の初めにある彫刻の説明がイメージしにくく伝わりにくかった。内容はそこそこ楽しめたがもう少しシンプルでもよかった。体調が悪いときに読むと途中で面倒くさくなってしまうかもしれない。

理由 -宮部 みゆき

by カエレバ

630ページ 直木賞 読んだ時体調:やや不良
ミステリー シリアス

あらすじ

事件はなぜ起こったか。殺されたのは「誰」で、いったい「誰」が殺人者であったのか――。東京荒川区の超高層マンションで凄惨な殺人事件が起きた。室内には中年男女と老女の惨殺体。そして、ベランダから転落した若い男。ところが、四人の死者は、そこに住んでいるはずの家族ではなかった……。ドキュメンタリー的手法で現代社会ならではの悲劇を浮き彫りにする。

感想など

内容量が多く途中「長いなあ」と思ったが、ドキュメンタリー番組が事件の真相に迫っていくような書き方は割と楽しめた。ドラマ化もされている。

すべてがFになる -森 博嗣

by カエレバ

524ページ スッキリ 読んだ時体調:やや不良
推理 著者は理系

あらすじ

密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。
コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。

孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才工学博士・真賀田四季(まがたしき)。彼女の部屋からウエディング・ドレスをまとい両手両足を切断された死体が現れた。偶然、島を訪れていたN大助教授・犀川創平(さいかわそうへい)と女子学生・西之園萌絵(にしのそのもえ)が、この不可思議な密室殺人に挑む。新しい形の本格ミステリィ登場。

感想など

大きな驚きやぐいぐい読み進めた記憶はない。中だるみした。発売当初は最先端の技術だったのかもしれないが今読むと少し古臭く感じてしまうところがあり当初のイメージが少し崩れた。ドラマ・アニメ・漫画化されている。発行部数約80万部。

オーデュボンの祈り -伊坂 幸太郎

by カエレバ

464ページ 新潮ミステリー倶楽部賞 読んだ時体調:やや不良
ミステリー 独特な世界観

あらすじ

既存のミステリーの枠にとらわれない大胆な発想で、読者を魅了する伊坂幸太郎のデビュー作。コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。次の日カカシが殺される。無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

感想など

設定が独特でなじめない場合もある。雰囲気も好き嫌いがわかれる様な気がする。他の伊坂作品を何冊か読んだがこれは少しテイストが違うと思う。期待しすぎたのと体調があまりよくなかったためか読み終わって拍子抜けした。ラジオドラマ・漫画・舞台化もされている。

【5点】

私が殺した少女 -原 りょう

by カエレバ

439ページ 直木賞 読んだ時体調:やや不良
推理・探偵 ファルコン賞 ハードボイルド

あらすじ

まるで拾った宝くじが当たったように不運な一日は、一本の電話ではじまった。私立探偵沢崎の事務所に電話をしてきた依頼人は、面会場所に目白の自宅を指定していた。沢崎はブルーバードを走らせ、依頼人の邸宅へ向かう。だが、そこで彼は、自分が思いもかけぬ誘拐事件に巻き込まれていることを知る…緻密なストーリー展開と強烈なサスペンスで独自のハードボイルド世界を確立し、日本の読書界を瞠目させた。

感想など

体調があまりよくない時期に読んだためかあまり記憶に残らなかった。ネット上の評判が高かったため期待しすぎたのかもしれない。いたって普通のミステリー。読んでいて中だるみしてしまった。

【4点】

冥土めぐり -鹿島田 真希

by カエレバ

171ページ 芥川賞 読んだ時体調:普通
純文学 短編集 闘病中に読むと落ち込む

あらすじ

裕福だった過去に執着する母。奈津子は幼い頃から母の欲望に振り回され……車椅子の夫と辿る失われた過去への旅を描く。

感想など

短編2つを収録。脳障害を患った夫・貪欲で夢見がちな母親と弟をもつ主人公の話と四姉妹+母親と男性Sの物語。ストーリーが短いわりに考えさせられることも多く一読する価値はあると思うが、入院中に前半の話を読むと気持ちが暗くなるのであまりお勧めできない。

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