【骨髄移植】放射線の全身照射について

放射線治療は骨髄移植の前治療として行った。

放射量は12Gy。

致死量被ばくの放射線量は5Gy??。

とりあえずかなり体に負担のかかる治療。

普通だったら死んでしまう放射線量だが骨髄移植をすることで死なずに済む。(話が逆になってるかな??)

などなど怖いイメージがあった。

というわけでどういう流れか書いていくのでこれを見て少しでも不安を取り除いていただきたい!

全身照射(TBI)の概要

日程

骨髄移植-day3,-day2,-day1の3日間。

時間

朝、夕40分ぐらいずつ。

方法

全身照射(TBI)

放射線量

12Gy (2Gy×2×3日)

全身照射(TBI)の流れ

まず放射線治療の前に放射線科の医師の診断がある。(2週間ぐらい前だったような気がする)

スケジュール説明が主だった記憶がある。

あとは内容説明。

ドキドキしながら当日を待つ。

治療中や治療直後に吐き気がくるかもしれないため吐き気止めを点滴。

行ったことのない病院のフロアと体験したことのない治療法におびえる 笑。

私の治療していた病院では放射線治療をする部屋が2つあった。

部屋に入ると部屋の中央付近に部分的に放射線をあてるようのベッドと部屋の端に全身照射用のベットがおいてあった。

壁側に背中を向けて20分、壁側に顔を向けて20分ずつ放射線をあてる。

特に気持ち悪いとか不快に思うこともなかった。

時には寝てしまうことも…笑。

基本的には横向きのまま動いてはダメ!

具合が悪くなった時様にブザーを持たされていたと思う。

因みに自前でCDを用意すると治療中流してもらえた。

しかし、この音響システムはたぶん中央にあるベット用にセットされたらしく音が小さい。

スピーカーの向きも中央を向いている。

音が小さいと言っていたらかなり大きい音量まで上げてくれて私は丁度よかったが放射線治療室前の廊下は大音量で音楽が流れていたらしい。

放射線治療中の3日間は特に吐き気もなく、普通にごはんを食べた。

放射線治療の副作用

放射線の副作用として悪心、嘔吐、下痢、口の渇き、涙の減少、脱毛、肝障害、性腺障害、腎障害二次発がん等あるらしいが性腺障害、腎障害、二次発がんについてはよくわからないし、その他についてはそれほどきつくはなかったと思う。

ただし、放射線の副作用ではなく抗がん剤の副作用だと思うが移植後一週間ぐらいで体中の粘膜がただれてつらかったorz。

それも2週間ぐらいすれば治る。(一番つらかったかな…そこはモルヒネで寝てましょう)

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