【白血病で2年間休職】会社復帰後2週間報告

ネクタイの画像

復職して二週間が経ちました。

僕の病気の経過

正確に言うと13営業日出社しました。

今のところ順調に仕事に戻れていると思います。

私が復職までにしたこと、復職してから注意していることを記載していきます。

復職まで

自分の状態を会社に知ってもらうために

復職に当たり現在の病状を会社に知らせることは非常に大切です。

現在の自分の状況について医師に相談し、会社に伝え、会社からの返答をまた医師に相談して診断書を書いてもらいます。

具体的な内容は

  • 時間外勤務、外回りの勤務は望ましくないなど自分を守ること
  • 週5日勤務可能など会社側が書いてほしいこと

など。

診断書の内容はまずは自分を守ることを優先して記載してもらいましょう。会社が許してくれる最大限に低いハードルから復職をすることが望ましいと思います。(ここは会社への申し訳なさや期待に応えたい気持ちを一旦押し殺しましょう!)

社内での処理を含めて復職の3か月前から医師、課長や労務と話し合いをしていました。

割と時間がかかります。余裕をもって最善な復職の形を見つけましょう。

私の場合は、内勤のみの残業・土日勤務不可となりました。

調子が良い時など外に出たい、みんなと同じように残業したいと思いますが、当分はこの勤務形態を続けさせてもらおうと思います。

会社の仲間と交流を絶やさない

私は毎週金曜日に上司にメールをしていました。病院での検査結果や体調を報告していました。当たり前のことですが体調が悪くても会社への連絡は欠かさずに行いましょう。

療養中は会社の仲間と接触する機会が減るため疎遠になりがちです。そのため、こちらから相手の都合に合わせて交流を計りましょう。私は会社の先輩に送別会や忘年会、チームの飲み会の日程を教えてもらって参加していました。

職場に定期的に顔を出す

退院後は月1で会社に顔を出すように心掛けていました。最初、久しぶりに顔を出すときは緊張しましたが、次第にもの珍しさも薄れみんなの私への興味も無くなっていきました(笑)。会社では課長や同僚と病状の話や雑談などをしてました。そのため、復職するとき、特に変に思い悩んだり緊張したりしませんでした。

体力をつける

復職する3か月前から筋力アップを意識して運動を心がけるようにしました。…が寒くなってきたこともあり中々気持ちが乗らず、運動しても筋肉がついてくる実感も得られなかったのであまり実行に移せませんでした。ですが、階段を昇るとき、手すりを使いながら息を切らせている私でも会社ではなんとかなっています(笑)。筋力や体力不足は必要以上に心配しなくていいと思います。

規則正しい生活に体を戻す

退院後寝起きの時間が乱れました。寝る時間は日付がかわってから、起きるのも9時過ぎ…orz。職場復帰の1か月前頃から11時には寝るように意識して、朝も7時ごろには起きるようにしました。

復職してから

たっぷり寝る

多少余裕がある日でも睡眠薬を飲んで21~22時の間に寝る。そうすることによって疲れはたまっていないと思います。また、たっぷり寝ていると自信から体力の不安など負の気持ちがなくなり前向きになれます。(無理は禁物です)

スパッと帰る

勤務時間が終了したらスパッと帰ります。残っていると上司の管理能力が疑われますので悩まずに帰りましょう。

服装は見た目より機能性

以前は多少窮屈でもデザインの良いものを選んでいました。スーツはゆったりのもの。ワイシャツは首回りがゆったりしたもの。靴は軽くてすべらないもの。バックは肩からもかけれるタイプのものなど機能性を優先して選ぶようにしています。特にワイシャツとネクタイは久々につけるとそれだけで窮屈で体力を奪われます(笑)。なので首元をゆったりさせて窮屈な感覚をやわらげましょう。

飲み会は本当に重要なものだけ出席

以前は週1~2、節目の時期は週の大半が飲み会に参加していましたが今は出席者が特に多いものだけ出るようにしています。参加しても必ず一次会で帰る。周りの人もその方が気が楽だと思います。

水分を意識して摂取

復職して数日、働いていると家で療養している時より水分をとっていないことが判明しました(笑)。その後、意識して水分を取るように心がけています。あまりみなさん水分とってないのでは??1日に必要な水分は食事で摂取するものを除いて1.5Lのようです。もし、気付かずに過ごしていたら体調を崩していたかもしれません。少なくとも水分をとるように意識をすることで悪いことはないと思います。

気負わずに働く

一番大事なことです。

大病したのですから復職できただけでいとありがたやです。

療養中親切にしてくれた同僚達への感謝の気持ちを忘れないようにしながら謙虚な気持ちで働きましょう。

成果を出したい、出世したいという気持ちを割り切って一旦忘れましょう。

そうすれば、体にも心にも負担が少なくなるはずです!(自分に言い聞かせているような…笑)。

最後に

会社が一番困ることは復職してすぐに体調を崩してまた休む、業務時間にけがをすることだと思います。

その危険性を低くするため復職前に労働条件について会社と相談しましょう。

そして、復職してから当分は必要以上に自分の体を気遣って生活するべきだと思います。

復職後、1週間での採血結果ではほとんどの数値が復職前より良くなっていました。仕事を復帰するとき体調を崩しやすいと聞いていましたが注意すれば大丈夫だと思います。

なので、必要以上に心配する必要はありません。なんとかなります

 

ABOUTこの記事をかいた人

シガ

31歳サラリーマンです。 2年間闘病し、現在復職。 慢性骨髄単球性白血病を発病し、2014年骨髄移植(ハプロ)をしました。 闘病中に自分が知りたかった情報を記載いきます。 気軽にコメントくださいm(._.)m ★詳細プロフはこちら★

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31歳サラリーマンです。 2年間闘病し、現在復職。 慢性骨髄単球性白血病を発病し、2014年骨髄移植(ハプロ)をしました。 闘病中に自分が知りたかった情報を記載いきます。 気軽にコメントくださいm(._.)m ★詳細プロフはこちら★