骨髄移植から3年半、特発性大腿骨頭壊死と診断されました。
両方の股関節に壊死が発生しているようです。
判明するまでの過程について記載していきます。
痛みが出てから治療に移るまで
白血病の治療後、歩きすぎると左膝に水がたまるようになり痛みが出るようになりました。
痛み止めや膝に負担をかけないようにして3年程生活していましたが、その分負担がかかったのか今度は右の股関節が痛くなりました。
痛みが引かなかったので移植をした病院でレントゲン撮影をしました。
しかし、特に骨に異常は見られず痛み止めで様子を見ることになりました。
その後、さらに痛みが強くなり、状態的に右足を引きずるような状態になりました。
座ったり横になっている体勢から歩き出すときに強く痛みを感じていました。
特に夜中に目が覚めてトイレへ行くとき起き上がってから一歩目を踏み出すときが一番痛みを感じました。
前回の診察から一か月後、腰にまで痛みが広がったため、再度病院へ行きレントゲンを撮りました。
右側の股関節が変形していました。
股関節上部はつぶれて、外側の曲線部には突起した箇所ができていました。
その時初めて特発性大腿骨頭壊死症だろうという話になりました。
右足の変形を進めないために松葉づえで使って生活することになりました。
二週間後、MRIを撮影し、さらに一週間後にその結果を聞き、特発性大腿骨頭壊死症だと診断されました。
専門医のいる病院を紹介され、さらに一週間後受診することになりました。
早期発見のために
痛みが出始めてから治療に入るまで2カ月程度も時間を要しました。
特発性大腿骨頭壊死症を調べるとステロイドの大量投与者は発症しやすい傾向があるとのことです。
もっと早い段階でステロイドを多く使っているからMRIで大腿骨頭壊死症ではないか調べていれば、骨の変形も抑えられていたと思います。
骨髄移植や他の疾患でステロイドを大量に使用している方は注意しましょう。
股関節に痛みがある場合は主治医にこちらから大腿骨頭壊死症の可能性がないか問いかけるべきだと思います。
治療までの準備期間についての疑問
大腿骨頭壊死を疑い始めてから治療を開始するまで1か月程度かかっています。
その間、松葉づえを使用していますが、車いすの方が左足にも負担がかからずに良いのではないかと思っています。
医者からは、松葉づえと痛み止めで対処するように言われていますが、骨が変形するようなら不自由でも車いすを使うべきではないかと思っています。
左足の変形具合や今後の治療については後日記載したいと思います。
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