入院時、多くの方は病院の大部屋へ入ると思います。
私も白血病で1年程入院しましたが、大半は大部屋での生活でした。→私の病気の経過
初めて入院した時は、同じ病室の方へ挨拶をするべきかどうか、読書灯は消灯後もつけていてよいかなどわからないことがたくさんありました。
しかし、入院生活を送る中で次第に立ち振る舞いがわかってきました。
これから入院する人、すでに入院していて自分の行動に迷いがある人、参考にして下さい。
一番は清潔さ
なにより大事なことは清潔感だと思います。
清潔にしていないと同じ部屋の方に大きなストレスを与えます。入院中といえど身だしなみを整え、身の回り整理し、清潔感をアピールしましょう。
本当に体調の悪いときはやむを得ませんが、ただ面倒くさいと理由でお風呂に入らないのはよくありません。
毎日、お風呂に入りましょう。
挨拶について
結論からいうと挨拶は絶対したほうが良いと思います。
第一印象は非常に大切です。
挨拶をすることで同じ部屋の人に良識ある人だと思ってもらうことができます。逆に、挨拶をしないと挨拶もできない人だと思われてしまう恐れがあります。
変なプライドや恥ずかしさを捨てて気軽に挨拶しましょう。挨拶をしていた場合の方が、少しぐらい気に障ることをしてしまっていてもクレームが出ずらいと思います。
必ず必要というわけではありませんが、小さいジュースやティッシュ箱でも持っていくとさらに良いと思います。
カーテンについて
一部の新しい病院以外は窓側にベッドが2つ、廊下側にベッドが2つある病室の構造になっていると思います。
その場合、窓側と廊下側のベッドの間にあるカーテンがありますが、これは開けておくべきだと思います。
廊下側の人はそのカーテンが閉まっていると太陽の光が入ってこなくて暗くなってしまいます。
窓側の人は廊下側の人に「いつでもあけていいですよ」とか「開けましょうか」などと声を掛けた方が良いと思います。
おならについて
毎回トイレにいってするのも大変なので部屋でしてしまうのは仕方がないと思いますが、気を配りながらしましょう。
どうすれば周りに不快な思いをさせずに大部屋でおならをするかという問題について、入院仲間の愚痴などを参考に考えたました。
その結果、おならをする向きと音に注意を払うべきという考えにいたりました。笑
まず向きについては人がいないほうにお尻をむけましょう。
次に音については、布団をかけなるべく音がでないようにしましょう。こうすることで臭いも部屋に充満しにくくなるような気がします。
この2点を守ればクレームはでないと思います。
消灯後の灯りについて
病院のライトは明るくなりすぎるため、周りに迷惑をかけることがあります。
そのため、消灯後は病院のライトをつけない方がいいと思います。
しかし、病院の消灯は21:00と早いため消灯後灯りを全くつけれないというのは辛いです。
そういう時は、指向性の強いライトを使いましょう。
私はピンポイントで小さく一点を明るくしてくれるライトを使って消灯後も読書をしていました。
そのライトを窓方向や廊下方向にむけて使うことで周りの方への影響を小さくできます。→【快適入院生活】1年間の入院でわかった便利持ち物リスト
音について
テレビ、ラジオ、音楽なんでもイヤホン・ヘッドホンをつけて視聴しましょう。
みんな自分が見たり、聞いたりしている音以外はストレスの原因でしかありません。
また、なるべく音漏れの少ないイヤホンやヘッドホンを使用しましょう。
いびきについて
いびきの大きい人は同じ大部屋の人に大きなストレスを与えています。
これは間違いありません。
私自信も感じましたし、入院仲間からもいびきについての不満はたくさん聞きました。
いびきが大きいのではないかと感じている人は対策しましょう。
まず、横向きで寝ること。
それでダメなら、鼻の通りをよくするテープなどを使っていびきを抑えましょう。
マスクの着用について
咳が出る時はかならずマスクをしましょう。
治療により免疫が下がっている人は感染が命取になることがあるので咳をしている人を警戒します。
そのため、只の空咳でも周りを安心させるためにマスクを装着するように心がけましょう。
お見舞いについて
自分にお見舞いが少なく、同じ病室の人にお見舞いが多い場合、高齢の方でも嫉妬して聞こえるような嫌味を言ったりします。そういう場面を何度か見ました。多少気にしましょう。
あと、子供や孫たちが賑やかすぎるとクレームが出る場合があります。談話室や食堂、1Fのロビーなどで話しをするのが良いかと思います。
基本的にお見舞いに来てくれた方とは大部屋では話さない方が良いかと思います。
まとめ
入院中は、みんな慣れない他人との生活や体調の悪さでヒステリックになりがちです。
周りに悪い印象を与えないように気を配りながら生活しましょう。
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