○抗がん剤編○
私は慢性骨髄単球性白血病という病気で様々な抗がん剤治療をしました。
使用した抗がん剤の効き目や副作用を紹介したいと思います。
💡 主観によるものなので誤った内容が含まれている可能性があります 💡
抗がん剤の種類
ハイドレア
概説
がん細胞をおさえる薬。
慢性骨髄性白血病など骨髄増殖疾患の治療に用いる。
私の使用目的
体に負担をかけずに白血球のがん細胞の増殖を抑える。
結果
量を増やしたりしたが結果的にがん細胞を抑えられなかった。
副作用
特に自覚症状はなし。
ビザーダ
概説
適応は「骨髄異形成症候群」で、1日1回、皮下投与または10分かけて点滴静注する。
「1週間投与、3週間休薬」を1クールとして投与を繰り返す。
私の使用目的
体への影響を少なく白血球のがん細胞の増殖を抑える。
結果
結果的にがん細胞を抑えられなかった。
副作用
特に自覚症状はなし。
ダウノマイシン・キロサイド併用
ダウノマイシン概説
DNAの合成阻害による、急性白血病の治療
キロサイド概説
DNAの合成阻害による、血液悪性腫瘍の治療。
私の使用目的
白血球のがん細胞の増殖を抑える。
結果
一時的に白血球が下がってがん細胞もなくなったが白血球の増加とともに白血球のがん細胞も復活した。(単球の割合が多い)
副作用
口内炎、吐き気、下痢、赤色尿、脱毛。
フルダラビン
概説
がん細胞をおさえる薬。
白血病やリンパ腫の治療に用いる。
私の使用目的
骨髄移植の前処置。
結果
血液の数値が下がった。
移植の前処置で使用。
フルダラビンが終わってすぐ放射線治療。
その後移植してエンドキサンを使ったためどの程度の効き目があったか不明。
副作用
特に自覚症状はなかったと思う。
エンドキサン
概説
がん細胞や免疫系の細胞をおさえる薬。
がんのほか、膠原病にも応用。
私の使用目的
骨髄移植の後処置。
結果
血液の数値が下がったあと生着した。
副作用
エンドキサン投与2日目に心臓が止まりそうになった。(血圧低下)
放射線治療か前述の抗がん剤の影響か判別不能だが下痢、口内炎、粘膜のタダレ等あり。
特に喉や食道がただれたときは水を飲むのもつらかった。
唾液も飲み込めず容器にだしていた。
(MMFという免疫抑制剤は飲み薬しかなくしかも割と大きいカプセルだったため飲むのに苦労しました。薬を前に1時間にらめっこしたこと…)
抗がん剤治療を振り返って
抗がん剤治療を始める前は不安だらけだった。
具体的になにが怖いとかはないのだが恐怖心があった。
よくよく考えれば口内炎とか吐き気とか大したことないのだがやる前は不安だった。
口内炎は痛いが男なら(いや女性の方も)我慢できるし、吐き気については強い抗がん剤を使っても辛くなかった。
(口内炎は特に食事の際に苦痛を伴うが麻酔のようなうがいぐすりで食前に口をゆすぐことで痛みを抑えられる。吐き気についても吐き気止めがあるので心配無用)
髪は抜けた 笑。
抜ける前に坊主にしたので抜けた感がなかった。(オススメです!因みに女性の方は帽子をかぶったり、中にはウィッグをつけている人もいました。ウィッグ等は病院にいくつもパンフレットがありましたよ)
今思い返すとそこまでというかあまり辛くなかったように思える。
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