【がん患者の就労】体に合わせた働き方

私はTwitterで闘病をしている方やその後職場復帰した方などフォローし、そのツイートを見て元気をもらったり、考えさせられたりしています。

今朝もTwitterでフォローしている方達のツイートを見ていました。

すると、とても気になるつぶやきがありました。

「がんになっても働けます」というメッセージは、癌になってから仕事を辞めた私には責められているように感じられてキツイ

これはACジャパンのながら勤務のCMについて言及したものです。

動画はこちら

この動画のコンセプトとしては

「二人に一人が、がんに罹る」といわれる現代は、働きながらがんと共に生きる時代です。がん患者が働くことを「ながらワーカー」というワードに置き換え、相談しながら、話し合いながら、通院しながら、治療しながら働くという、現代のがん治療のスタイルを伝えていきます。また、がんを克服して社会復帰した方や治療中=ながら中の方の前向きなメッセージを発信します。

となっています。

会社側にがんになっても働けるということを伝えたり、復職予定の方に仕事と治療を両立するイメージをさせる意図があるのかもしれませんが、先ほどのツイートにあるようにがんで離職した人に責められてるように感じると思います。

がんの種類や治療方法によってはそもそも会社で働くということ自体が難しい場合が多々あります。

多くの方ががんを原因に離職している

がん患者のおかれている状況と就労支援の現状について平成28年12月厚生労働省 健康局 がん・疾病対策課の報告によると

がんになっても仕事を続けている方は全体の半分程度です。残りの半数が職場を離れています。

また、この報告では2周間に1回通院しなければならないという環境で就業可能かという世論調査も行っており、約65%の方がそう思わないと回答しています。

がんになると働き続けることが難しいというのは共通認識としてあります。

もし、仮にがんになってもいままで通り当然働き続けることができると考えている人がいれば、その方は少数派であり知識が乏しい方だと思ってください。

仕事が今まで通りにできない現状にストレスを抱えないようにしましょう。

がんとお金

体が一番とはいっても収入を得なければ生活していけません。

生活保護という選択肢もあるのかもしれませんが私はよくわからないのでこちらをご覧ください→がんを学ぶ

障害者年金について

まず、就労が難しい方は障害者年金の受給対象になっているか年金事務所に問い合わせると良いでしょう。参考:【がん患者も受給対象】障害者年金とは?受注実例紹介

私は白血病ですが、受給要件を満たしていました。詳しくは上のリンクに記載しています。

時間に余裕のある方は近くの年金事務所にいって問い合わせるのが一番わかりやすく早いと思います。

会社で働く

復職可能な場合

今まで働いていた職場に戻れる方は戻りましょう。がんになったことで仕事を変えた場合、収入減になることが多いそうです。

診断前と診断後の収入を比較した調査では395万から167万へ収入が減っています。

会社へ復職する際は、産業医などに相談して体に負担のない条件で戻りましょう。医師と会社の連携をはかるために産業医実務研修センターが作成した様式を用いると円滑に話が進むかと思います。活用してください。様式はこちら。(ページの一番下にあります)

再就職

再就職をする場合は、国が行っている就職支援事業を活用しましょう。各県の大学病院ならハローワークと連携した相談支援センターがあります。

イメージとしては

個人で就職活動を行うより確実に自分が望む条件の職場が見つかると思います。積極的に活用しましょう。

在宅ワーク

会社にいって働くには一定以上の体力が必要です。状態によっては会社に通うこと自体難しいケースもあります。

私も会社に行くだけでかなり体力を消費しています。

自宅で仕事ができたらどれだけいいだろうといつも考えています。

在宅ワークとしてクラウドワークス、ココナラなどがあります。詳しく調べたわけではありませんが、単価が安いような気がします。

おすすめのテレワークについて

人材紹介サービス「テレまち」。

在宅勤務で働ける企業を無料で紹介してくれます。

障害者の雇用にも力を入れています。

テレまちはテレワークを使った在宅ワークです。

テレワークの定義は、「ICT(Information and Communication Technology)を活用した、場所と時間にとらわれない柔軟な働き方」です。「テレワーク(telework)」の「テレ(Tele)」は「テレパシー」や「テレフォン」の「テレ」と同じで、「離れた場所で」という意味があります。そして、「ワーク(work)」は「仕事をする」ということ。つまり、「離れた場所でIT機器を活用して仕事をする」ことがテレワーク(リモートワーク)なのです。

いわゆる「在宅ワーク」や「フリーランス」とよばれる働き方もその一つ。IT機器を使って自宅でWeb制作を行ったり、プログラミングしたり、データ入力をしたりといった仕事のしかたです。また最近では、企業に雇用されながら働く「在宅勤務」や「遠隔勤務(※サテライトオフィスへの勤務も含まれる)」というスタイルも少しずつ増えてきています。

 

政府にも働き方改革の一環としてテレワークを普及させる動きがあります。

がん患者にとって最適なサービスなのではないでしょうか。

専門のキャリアアドバイザーが登録者のスキルやキャリアを十分に理解し、適切な企業を丁寧にご紹介します。

との記載もあるので他のクラウドソーシングサービスで単発で仕事をしていくよりも高い単価の仕事が見つかると思います。

テレまちのリンクはこちら

自分で収入を得る

アフィリエイトや転売、ECサイトなど会社に頼らず自分で収入を得ることも収入を得る1つの方法です。

アフィリエイトだけでもうまくいけば会社で働く以上稼げるばあい。初期投資やランニングコストもほとんどかからないためリスクが少なくておすすめです。

自分で調べるより知っている人に聞いたほうが早いと思います。

私でよければ導入部分ぐらいなら相談に乗れると思いますので気軽にお問い合わせください。

まとめ

がんになって会社で働けなることは珍しい事ではありません。

働けない状態にストレスを抱えないようにしましょう。

がん患者を支援する仕組みを知り有効に活用しましょう。

情報を集めて自分に適した働き方を見つけましょう。

 

 

 

ABOUTこの記事をかいた人

シガ

31歳サラリーマンです。 2年間闘病し、現在復職。 慢性骨髄単球性白血病を発病し、2014年骨髄移植(ハプロ)をしました。 闘病中に自分が知りたかった情報を記載いきます。 気軽にコメントくださいm(._.)m ★詳細プロフはこちら★

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31歳サラリーマンです。 2年間闘病し、現在復職。 慢性骨髄単球性白血病を発病し、2014年骨髄移植(ハプロ)をしました。 闘病中に自分が知りたかった情報を記載いきます。 気軽にコメントくださいm(._.)m ★詳細プロフはこちら★