骨髄移植の前治療では強い抗がん剤や放射線を大量に照射するため、のちのち粘膜がただれます。
痛みの出始める時期と治る時期について記載します。
そして、その時におすすめの飲み物(食べ物)を紹介します。
痛みが現れる時期について
個人差はあると思いますが、私は移植(ハプロ移植)後、10日目に喉や胸に痛みが出始めました。
因みに移植後7日目の朝までご飯を食べていました。
食べ物や飲み物を飲み込んだ時、喉を通過するとき一度痛み、そこから押し込んで2度目の痛みがくるような状態でした。
唾すら飲み込むのが辛かったので病院にある容器に出していました。
古い考えで、無理して食べて栄養をつけるというものがありますが、栄養は点滴で補給できていますので無理して食べる必要はありません。
逆にそこで闘病への気力がなくなったら意味がありませんのでやめましょう。
痛みが回復する時期
私の場合は移植後約3週間程で痛みがなくなっていきました。(医師によると若干遅め)
白血球の数値が0から0.1になるちょっと前ぐらいから痛みが和らいでいきました。
回復傾向になると痛みがなくなるまで2~4日と短かったように記憶しています。
おすすめの飲み物
水分は点滴で補給していますが、それだけでは喉が渇きます。
飲み込まずに口の中に入れても喉は潤いません。
そんな痛みのある状況で、OS1やくだものジュース・野菜ジュース・あえて炭酸ジュースと色々試しましたが、喉が痛い時にはどれもしっくりきませんでした。(炭酸ジュースは特にオススメしません笑)
野菜ジュースは移植前は好きだったのですが、移植後は味覚障害ぎみだったのかはっきりわかりませんが美味しくなくなりました。
最終的にたどり着いたのは小さい紙コップでアクエリアスと水をちょっとずつ交互に飲むという方法でした。
この方法が喉や食道が痛い中で一番苦痛が少なく満足感の得られる水分補給でした。
アクエリアスだけだと甘すぎて、ただの水だと味気なさすぎ飲みずらいと感じました。
OS1は薄すぎ満足感は得られませんでした
おすすめの食事
食事は基本的に白血球が回復し始めて痛みが引いてからです。
アイスやゼリー、ウィーダーインゼリーなど食べ初めにはおすすめです。
そのあと、温かいものが食べたくなったらコーンポタージュがおすすめです。(インスタント)食欲がなくとも食べやすくドロドロしているのでおなかにたまり、満足感が得られます。
病院食が食べられるようになったらこちら→【飽きた?まずい!?】病院食を美味しく食べる一工夫
また、ある程度回復してきたらおいしいものを食べて気持ちをリフレッシュさせましょう。→闘病中はおいしいものを食べてリフレッシュ
まとめ
骨髄移植後は粘膜がただれ、飲食がつらくなります。
点滴で栄養が十分取れているので無理して食事をとる必要はありません。
喉や食道が痛い状況ではアクエリアスと水を少しずつ飲む方法がオススメです。
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