骨髄移植後一年半程経過し、膝に水がたまるようになった。
膝に水がたまることについて対策や白血病・薬の副作用・GVHDなどの関連について調べてみた。
目次
私の症状と処置
移植後一年半程経過した時期に朝膝が曲がりずらい日があった。
前日に確か音楽フェスに行きいつも以上に歩き回った記憶がある。
それから膝が火照る、曲がりずらい、ほんのわずかに痛みがあるという日が何度かあったが午後には気にならなくなったので放置していた。
そんなある日、いつもより痛みが強く膝が曲がらなくなった。
そのため、近くの整形外科に向かった。
そこで膝に水がたまっていることが判明した。
注射で水を抜かずに経過観察でもよいということだった。
それから朝膝が曲がりづらく多少の痛みを伴うことが数回あるが午後には気にならない状態に回復するので特に早急な治療が必要とも感じていない。
しかし、この先会社へ復帰するに当たってはこの症状はぜひとも改善させたいと考えている。
膝に水がたまる原因
水がたまる原因は主に以下のものが考えられる。
加齢による関節の炎症
年を取ることで軟骨がすりへって薄くなりクッション性が低下する。
そのため、骨同士が衝突しやすくなり炎症が起きやすくなる。
関節の病気
変形性関節症
変形性膝関節症(へんけいせい しつかんせつしょう、英: osteoarthritis)は、筋力低下、加齢、肥満などのきっかけにより膝関節の機能が低下して、膝軟骨や半月板のかみ合わせが緩んだり変形や断裂を起こし、多くが炎症による関節液の過剰滞留があり、痛みを伴う病気である。
Wikipediaより引用
関節リウマチ
関節リウマチとは、自己の免疫が主に手足の関節を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の1つで、炎症性自己免疫疾患である。
Wikipediaより引用
痛風
痛風 は、高尿酸血症を原因とした関節炎を来す疾患。
関節に激烈な痛みが起こり、発赤や発熱を伴う。尿酸の結晶は比重が高く重力に引かれて足部に沈着しやすいため、痛風発作 (痛風性関節炎) は足趾 (特に母趾MP関節) に好発する。初発症状は足部であることが多いが、足関節、膝関節から発症することもある。発作を繰り返すたびに症状は増悪する。発作の痛みは骨折の痛み以上といわれ、非常に苦痛を伴う。
Wikipediaより引用
運動中のけがや事故
事故やけがにより膝を損傷した場合に水が溜まりやすくなる場合がある。
けがの場合あは水ではなく血がたまっていることもある。
膝の使い過ぎ
若い人でも、長時間の立ち仕事等膝に負担がかかる場合には膝に水がたまることがある。
白血病・薬の副作用・GVHDとの関連
白血病の症状に関節の痛みはあっても膝に水がたまりやすいといったことは無いようだ。
プレドニンやその他の薬によって膝に水がたまることも無いようだ。
また、GVHDにより水がたまりやすくなるといったことも無いようである。
対処方法
膝を鍛える・保護する
- 体重を減らす!!(膝への負担を減らすにはこれが一番重要だと思います!)
- 膝周りの筋肉を鍛えて骨にかかる負担を軽減する。(太ももを鍛える方法として『仰向けで自転車こぎ』が良いそうです)
- 膝をマッサージして血流をよくする。痛みもやわらぐ。
- サポーターや湿布を使用して痛みをやわらげる。
水を抜く
- 一時的に膝の痛みや曲がりづらさを解消するには良い。
- たまった水を検査することで原因がわかることもある。
- 水を吸い出した場所に炎症を抑えるステロイド剤等を注入すると再度水がたまりにくくなる。
投薬
膝の痛みをやわらげ、関節を再生する内服薬または外用薬がある。
関節内の滑液に多く含まれるヒアルロン酸やコラーゲンを膝に注射する方法もある。
ステロイド注射(筋肉注射)を打ったら劇的に痛みがなくなった。
手術
人工関節を入れる方法や0脚を改善して骨の内側にかかる荷重を外側に分散させる方法がある。
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