血液疾患も対象?!あまり知られてない障害者年金とは

障害者年金をご存知でしょうか?

私は知りませんでした。

医療関係や労務の方でもよくわかっていない人が多いのではないかと思います。

障害者手帳とは別物です。

障害者手帳よりも対象の傷病が多いです。

私は血液疾患でしたが、対象となっており現在申請中です。

僕の病気の経過
僕について 2014年に慢性骨髄単球性白血病と診断されました。 現在31歳です。 闘病生活を送り、二年間休職したのち、復職しま...

病気をしていると今まで通りに働けず収入が減る一方、毎月医療費がかかるため生活が苦しくなると思います。

該当する制度は積極的に使っていきましょう!

自分で制度に当てはまるか簡単に調べてから近くの年金事務所に問い合わせるのか良いかと思います。

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慢性骨髄単球性白血病PC1大

障害年金とは

障害者年金は公的な年金の1つです。事故や病気によって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、現役世代(20~65歳)の方も含めて受け取ることができます。該当する状態より軽い障害が残った場合は一時金を受け取る制度もあります。

原因となる事故や病気で初めて受診した時に加入していた年金の種類によって2つに分けられます。

障害者基礎年金(自営、無職)

  • 1級

975000円+子の加算

  • 2級

780100円+子の加算

※子の加算 一人につき第1・2子は224500円、第3子以降は74800円

障害者厚生年金(サラリーマン、公務員)

  • 1級

報酬比例の年金額×1.25+配偶者の加給年金額

  • 2級

報酬比例の年金額+配偶者の加給年金額

  • 3級

報酬比例の年金額(最低保障額585100円)

  • 障害手当金(一時金)

報酬比例の年金額×2(最低保障額1170200円)

※1配偶者の加給年金額 224500円

※2報酬比例の年金額については日本年金機構:障害厚生年金の受給要件・支給開始時期・計算方法を参照

受給要件

この2つの用語はよく使われます。

  • 初診日

障害の原因となった事故・病気で初めて受診した日。私は会社の健康診断→近くの大きな病院で再検査→紹介された病院で治療・移植という流れでした。この場合、初診日は治療を行った病院に初めて行った日ではなく再検査を行った日となりました。

  • 障害認定日

障害の状態を定める日。初診日から1年6カ月後または1年6カ月以内に症状が固定した場合はその日。

以下のすべてに該当していなければ受給対象となりません。

  1. 初診日に年金に加入している
  2. 保険料をきちんと納付している
  3. 障害認定日に障害等級表のいずれかに当てはまる

障害等級表

身体障害者手帳の等級とは異なります。

鼻腔機能

引用:障害年金ガイド平成28年度版

障害認定の基準

障害認定の項目と関連する病名や症状・状態について簡単に記載します。

No. 障害の種類 関連病名・症状
1 緑内障、網膜色素変性症
2 聴覚 難聴
3 鼻腔機能 鼻軟骨欠損による鼻呼吸障害
4 平衡機能 内耳性・脳性の歩行障害
5 そしゃく・嚥下機能 口から栄養が取れない状態
6 音声又は言語機能 会話が成立しない
7 肢体 脳卒中、脊椎損傷、筋ジストロフィー、腰椎椎間板ヘルニア、パーキンソン病
8 精神 統合失調症、器質性精神障害等
9 神経系統 脳神経や脊髄神経の外傷などに起因する痛み
10 呼吸器疾患 肺結核、じん肺、呼吸不全
11 心疾患 心筋梗塞、狭心症
12 腎疾患 人工透析、慢性腎不全
13 肝疾患 肝硬変
14 血液・造血器疾患 再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫
15 代謝疾患 糖尿病
16 悪性新生物 痛み以外による活動制限
17 高血圧症
18 その他の疾患 人工肛門
19 重複障害 障害が重複している場合

項目によっては最高等級が決まっていたり一時金しか支給されないものがあります。

いくつかの項目を合わせることで等級が上がることがあります。

疼痛(ずきずきとうずくように痛むこと)は基本的に年金の対象にはなりません。

詳しく知りたい方はこちら:日本年金機構:国民年金・厚生年金保険 障害認定基準(全体版)

因みに障害年金の申請を審査するのは年金事務所の窓口の方ではありません。そのため、窓口や電話でこちらの病状を伝えてもその方たちは病気に対する専門的な知識があるわけではないのでかなり大まかな答えしか返ってきません。

請求時期

障害認定日以降

または

障害年金に該当しない状態から悪化し該当するようになった日以降

※さかのぼって申請・承認された場合でも最大で5年分までしか受給できないようです。

申請の流れ

自分が該当してそうだと思ったら近くの年金事務所に電話して相談して下さい。

親切に説明していただけます。

流れとしては

  1. 年金事務所に連絡する
  2. 年金事務所担当者から説明を受けて書類をもらう
  3. 必要書類をそろえる
  4. 年金事務所に書類を提出する

必要な書類

  • 年金手帳
  • 戸籍謄本または抄本、住民票、所得・課税証明書
  • 印鑑
  • 預金通帳
  • 初診日の診断書
  • 障害認定日から3カ月間の診断書
  • その他担当者から指示されたもの

審査にかかる期間

3カ月程度かかるようです。私も2カ月経過してますがまだ結果が届きません。

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『血液疾患も対象?!あまり知られてない障害者年金とは』へのコメント

  1. 名前:メドウズ 住江 投稿日:2017/06/30(金) 21:12:40 ID:d9381fef6 返信

    私は 去年の 9月に cmmlと 診断され 4週間ごとに Azacitidineを 毎日 一周間 2本注射しています。骨髄移植しか 治療法がないと言われて ドウナーも シンガポールの 若い女性の方が 見つかり 3月頃 移植する予定でしたが 1月に 2度めの 乳癌の手術で 乳房を切除しました。こちらの移植チームの先生に 移植を拒否されました。現在は 4週ごとの Azacitidineの 注射だけの治療法だけです。こちらでは あまり情報が無く 毎日とても不安な日々を過ごしています。

  2. シガ 名前:シガ 投稿日:2017/07/02(日) 10:53:48 ID:8ab46aeff 返信

    コメントありがとうございます。
    管理人のシガと申します。

    どちらか片方でも大変なのに、血液疾患と乳癌の2つ治療に前向きに取り組んでいるのは素晴らしいです。

    ビダーザ(Azacitidine)は個人差はあると思いますが体に負担が少なく癌細胞を抑制できるとのことなので私の主治医もおすすめの薬でした。

    骨髄移植は体に非常に大きな負担がかかりますので、ビダーザを使用して体の状態が回復してくるのを待っているのではないでしょうか。

    私も主治医の治療方法に疑問を感じたことがあります。
    そして、兵庫医科大学病院にセカンドオピニオンをしようとしました。
    治療方法に疑問がある場合は、主治医にセカンドオピニオンをしたいと申し入れましょう。
    希望の病院にアポをとってくれると思います。
    本人がセカンドオピニオンを受ける病院へいかなくとも家族が話を聞いてくることも可能です。
    私の知人は父親のセカンドオピニオンを1人で受けに行っていました。

    体調的にも精神的にもつらい時期だと思います。
    私でよければいつでも返答しますので気軽にご相談ください。